古くなってきて傷みが目立つようになると、リフォームをおこなう方も多くなってきます。
リノベーションについても、同じようにイメージしている方も少なくないですが、両者は別のものです。
こちらでは、不動産における「リノベーション」の費用や期間などについてご紹介します。
不動産における「リノベーション」とは?
劣化が気になる部分だけを修繕することを「リフォーム」と言いますが、リノベーションとはさらにおおがかりな工事をおこない、建物そのものに新しい価値を与えることを言います。
具体的には、水回りなどの設備を新しくしたり、壁紙や床などを変えたり、間取りを変えたりするなどです。
これによって、以前とはまったく異なった雰囲気や造りになることもありますし、そこで暮らす方にとって、より使いやすくすることも可能です。
ただし、構造上間取りを変えるのが難しい不動産もありますので、確認してください。
生活動線を尊重した、ストレスがない造りにすることもできますので、より自分に合った空間にすることができるのも、リノベーションの魅力です。
不動産をリノベーションする際にかかる費用はどれくらい?
「どのような工事をおこなうのか」「広さ」「立地条件」などによって、費用は異なってきます。
マンションなどであれば、どこ階の部屋をリノベーションするのかによっても、費用を左右する条件となるようです。
傾向としては、大きな建物よりは、小さめの建物のほうが、一平米あたりの費用が高くなりますが、どんな工事をおこなうかが、一番のポイントとなります。
目安としては、一平米あたり、12万から15万円くらいです。
ただし、業者によっても違いがありますので、余裕をもって用意しておくことをおすすめします。
不動産をリノベーションする際どれくらいの期間が必要になる?
できるだけ早く建物を使いたいと考える方も多いと思いますが、おおがかりな工事になれば、その分長い期間が必要になります。
3月から5か月くらいの期間がかかることもありますが、フルリノベーションであれば、半年以上かかることもあります。