
不動産購入における年収の影響とは?計算方法や返済比率について解説
不動産の購入資金計画の第一歩は適正な予算を把握すること。
自分の現在の収入でどれぐらいの物件が買えるのかを知っておきましょう。
今回は不動産購入における年収の影響、予算の計算や返済比率について解説します。
不動産購入の予算は年収の何倍?
不動産購入の際には無理なく買える予算を設定することが大切です。
年収に対して大きすぎる買い物をすると、何かあったときに支払いが困難になってしまうので、身の丈に合った選択が重要になります。
不動産購入に必要な予算は、用意できる「頭金」と「住宅ローン借入可能額」で決まります。
住宅ローン借入額は、借りる人の年収や物件によって金額に制限があります。
一般的に不動産購入の予算は年収の5倍ほどといわれていますが、最近の住宅ローンは低金利のため、最大で年収の約7~8倍まで借りられる場合もあります。
しかし毎月の返済額が家計を圧迫しないように借りすぎには注意が必要です。
年収に合った不動産購入の予算の計算方法
自分の年収に合った不動産購入に必要な予算の計算方法は「頭金+住宅ローン借入額」です。
頭金は物件価格のうち、はじめに現金で支払う費用のこと。
不動産購入時に必要な頭金は物件価格の1~2割程度です。
頭金を多く支払うと住宅ローンの返済が楽になりますが、今ある貯金をすべて使ってしまうのは危険です。
年収に合った資金計画を立てるためには、病気などで休職したときに必要な「生活予備費」と将来必要になるかもしれない「将来への貯蓄」を残しておきましょう。
生活予備費の計算方法は正社員であれば生活費の3~6か月程度、派遣社員や自営業の場合1年分ぐらいあれば安心です。
不動産の頭金の計算方法は以下のとおりです。
頭金=貯蓄-(購入諸費用+生活予備費+将来への貯蓄)
年収に見合った資金計画をしっかりと立てましょう。
不動産購入における住宅ローンの返済比率は年収の何割?
不動産購入に契約する住宅ローンの「返済比率」とは、年収に占める年間返済額の割合のことです。
「年間返済額÷年収×100」で算出されます。
たとえば年収400万円の人が年間100万円返済している場合、「100÷400×100=25%」なので返済比率は25%になります。
ちなみにこの場合、月々の返済額は約8万3,000円。
不動産購入時の住宅ローンの返済比率は25%以内にしておくと安心です。
返済中にまとまった出費が必要になったり、仕事が続けられず年収が減ったりする場合もあるからです。
不動産購入における住宅ローンの返済比率は余裕をもって決めましょう。